芸術・文化・表現活動を通じて、インクルージョン(多文化共生社会)やダイバーシティ(多様性を受け入れる社会)を促進します。

どんな国に生まれても、すべての人にとって表現活動は必要です。また、芸術という地平に立てば、障がいの有無は関係なくなります。文化的な生活を享受する権利は、憲法で保障活されており(25条・26条)世界人権宣言においても言及されています。芸術・文化・表現動は人間の基本的人権であると言えます。国連障害者年のスローガンである『完全参加と平等』を芸術文化表現活動を通して、障がいのある人たちだけではなく、子供、若者、高齢者や社会で弱い立場にある人たちを含め、すべての人の『社会参加と平等』を目指しています。また自学自習(セルトート)アーティストの支援も行っています。

理事紹介
代表理事・平澤葉子:

神戸大学大学院人間発達環境学研究科・学術修士 

元国際線CA, アテンダント時代の海外、特に東南アジアでの経験を活かし、NGO活動を始める。1993年タイ国境カンボジア難民キャップでボランティアを経験。その後、タイ国障がい児のための財団日本連絡事務所を経て、Very Special Arts(VSA)ジャパン事務局長に就任。国際VSAにて「エクスプレス・ダイバーシティ(障がい者多様性理解教育) 」「アーティスト・イン・レジデンシー(芸術家の滞在型コミュニティー創生プログラム) 」研修を修了。アートパラリンピック、とっておきの芸術祭、さをり織指導者養成講座、国連ESCAP主催アジア太平洋障害者の10年キャンペーン会議に関ってきた。国連ESCAPの会議等では、芸術・文化・スポーツに関するセッションで発表を行っている。しかし退職後、介護のストレスから精神に疾患を得ることとなり、現在、セルフアドボカシーの視点を持ちながら、当事者として芸術・文化・表現活動の重要性を伝える活動をしている。

理事:内橋和久(音楽家)

80年代より即興演奏を中心とした演奏活動、ダンスや音楽劇への作曲活動を開始。劇団維新派での音楽監督は34年間に渡る。90年代初頭から現在まで北米・欧州・アジア諸国で演奏、ワークショップを開催。エフェクターを駆使したギター演奏に加え、98年からダクソフォン、2013年にはレゾナントハープギターを自らデザインし演奏している。ベルリンと東京を拠点にあらゆる楽器演奏者やシンガー、芸術家たちと共演している

理事:東山高志